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ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ、他

ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ、他ラヴェル:逝ける王女のためのパヴァーヌ、他
(2007/12/26)
クリュイタンス(アンドレ)

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ラヴェルの作品で、ボレロはドラマティックに盛り上がる名曲です。それとは対照的に、美しくもはかない耽美的なドラマ性を追求した名曲といえば、「逝き王女のためのパヴァーヌ」です。この楽曲が大好きなのですが、やはりクリュイタンス指揮のこのアルバムを聴いて頂きたい。改めて聴き直してみると、ソロ演奏も際立ってますね。詳しい事は知りませんが、一流の演奏家と一流の指揮者との出会いが生んだ奇跡なのかもしれません。

ちなみに、このアルバムに入っている「古風なメヌエット」という小曲も昔から好きな曲の一つです。他にも、「クープランの墓」など聴き所満載で¥1500。ボレロと一緒に買いましょう。良いものは良いです。間違いありません。
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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

ラヴェル:ボレロ、他

ラヴェル:ボレロ、他ラヴェル:ボレロ、他
(2007/12/26)
クリュイタンス(アンドレ)

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某、引越し社のCM風に言わせてもらえれば、

「私は、フランスの指揮者ではシャルル・デュトワが好きです。でも、クリュイタンスはもっと好きです!」
(正確に言えば、クリュイタンスはベルギー出身ですけど。。。)

名匠の作品が\1500で買えるのです。私は、もっと高く買いました。良い時代になりました。

現代フランスの指揮者で世界的に有名な方といえば、シャルル・デュトワ氏ではないでしょうか。ロシアのワレリー・ゲルギエフやウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのニコラウス・アーノンクールに並び世界で活躍される方だと思います。

がー!フランスといえばクリュイタンス!死後40年以上経過した現代においても、クリュイタンスの名は、なお偉大なのです!クリュイタンスといえば、ラヴェルの名手として世界的に名が轟いているのです!

ラヴェルといえばボレロ。小編成で演奏される同じフレーズの音楽が、だんだんと楽器の数が増えて行き、最後にはドラマティックな終焉を迎える、反復音楽の超傑作です。沢山の作品が発売され、人によっては、正直聞き飽きた感があるかもしれません。しかし、クリュイタンスのボレロは素晴らしいです。切れの良いリズムと音バランスの素晴らしさで、反復フレーズがとても心地よく演奏に陶酔してしまいます。この楽曲の呪術的側面を非常に上手く捉えています。もちろんボレロ以外の演奏も素晴らしく、特にラ・ヴァルズの演奏は素晴らしいですね。

これが¥1500で買えるのですから良い時代です。
最近はCDは売れないそうですが、CD離れなんてもったいないですね。

テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

スメタナ:連作交響詩「わが祖国」

スメタナ:連作交響詩「わが祖国」スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
(2007/02/28)
ボストン交響楽団 クーベリック(ラファエル)

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このアルバムはとても良いです。

スメタナの「我が祖国」は、大好きな作品なのですが、中でもラファエル・クーベリックとボストン交響楽団が1971年に録音したこのアルバムは、素晴らしいです。

ファエル・クーベリックは、チェコを代表する指揮者で、同じチェコのドヴォルザーク、スメタナを得意とした指揮者として有名です。

細かい演奏の良し悪しがわかるほどの人間ではありませんが、そんな私でも、これは違うと感じました。音も良いですが、ボストン響の演奏が大変素晴らしいです。ダイナミックかつ繊細で、大変聴かせてくれます。楽曲自体が大変ドラマティックで盛り上がりが素晴らしいのですが、これだけ素晴らしい演奏で聴かされたらもうたまらんです!いや~、これだけの作品を生で聴いてみたいものです!私が購入したときは、確か\2100で限定盤だったように思いますが、いまはたった¥1000とは恐ろしいですね。もう、買うしかないです。





テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

A PATH THROUGH HAZE / 水谷公生

宇宙の空間 A PATH THROUGH HAZE宇宙の空間 A PATH THROUGH HAZE
(2007/03/14)
水谷公生

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ファズマスターこと水谷公生先生は、1枚だけソロアルバムを出しています。それが、「A PATH THROUGH HAZE」です。かつては、何十万円もするプレミア・レコードとして有名で、ヨーロッパでブートレッグ(海賊盤)が出回るほどのマニアの間では人気盤だったとか。今では、¥1300で聴けるのですからありがたいことです。

このアルバム、派手さが全然ない。すごく地味です。ギタリストのソロ・アルバムといえば、ギターを前面に押し出した派手な作品が多い中、とんでもなく地味です。でも、何この格好良さ!すごく渋いです!ギタリストダけが目立つわけではなく、楽器全体がバランスよく静かに主張しております。なんだかつまり気味のドラムの音とか、独特の雰囲気に溢れてます。シンプルな楽曲ですが、それでいながら屈折してて良いです。石川晶とカウントバッファローの鈴木宏昌がとても良い仕事をしております。この人は、良いピアニストですよ。このアルバム、一聴して地味な作品かもしれませんし、雑誌評価も低いですが、そこらにある普通のアルバムとは一線を画した作品だと思います。ヨーロッパでブートレッグが出回った理由が、私には良くわかります。¥1300ながら、超お気に入り盤です!

ただ、本当に渋い作品なので、派手なジャズ・ロックを求める方は、買わない方が良いと思います。このアルバムには、縦横無尽に弾きまくる水谷公生の姿はございません。



テーマ : JAZZ - ジャンル : 音楽

LOVE WILL MAKE A BETTER YOU / LOVE LIVE LIFE +1

LOVE WILL MAKELOVE WILL MAKE
(2009/03/06)
Love Live Life+1

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以前、再販された際に、別のCDを買ったら、そっちのCDは何度も再販されたのに、このCDは全然再販されずプレミア価格で困ってました。やっと入手できて、嬉しい限りです。

フリーキーで前衛的なジャズ・ロックは、キング・クリムゾンの「太陽と戦慄」の影響下にあると思って聴いていたのだが、帯を見ると「キング・クリムゾンに先駆けた」との事。当時、日本のジャズ・ロックといえば、クロス・オーバー/フュージョンの影響下にあったが、その中で独自の路線を切り開き、キング・クリムゾンに先駆けた日本のロックバンドが存在したという意義は大変大きいだろう。

ギターは、「ブッタ・ミート・ロック」のピープルに参加した、ファズマスターこと水谷公生。ファズギターが、モロ当時の日本のファズって感じでカラカラに乾いた音を出してます。キーボードは、日本初のロックバンドと言われるエイプリルフールの柳田ヒロ。この方のアルバム「七歳の老人天国」は、日本サイケ・ロックの名盤です。ドラムにハプニングス・フォーのチト河内。ベースは、ジョージ大塚トリオ、石川晶とカウント・バッファロー、ミッキー吉野グループ等で活躍した寺川正興。これだけの腕っこきが集まれば、それは当然並みの作品であるはずはないのです。

そこに+1として、布施明。あの「シクラメンのかほり」の布施明。なーぜーか布施明。でも、悪くないですよ。シクラメンの花ってどんな香りがするんだろうと思ってたら、香りの無い花なんだそうですね。作詞をした小椋佳もあとで気がついたらしく、布施明も疑問に思いながら歌ってたとか何とか。。。

テーマ : プログレ - ジャンル : 音楽

セレモニィー~ブッダ・ミート・ロック

セレモニィー~ブッダ・ミートセレモニィー~ブッダ・ミート
(2009/03/06)
PEOPLE

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1.PROLOGUE(プロローグ)
2.SHOMYO(声明)-PART I-
3.GATHA(賛歌)
4.FLOWER STREWING(切散華)
5.SHOMYO(声明)-PART II-
6.PRAYER(祈り)-PART I-
7.PRAYER(祈り)-PART II-
8.EPILOGUE(エピローグ)

7、8年前に友人に貸したまま帰ってこなかったブッダ・ミート・ロックが再販されるというので、すぐにCDショップに買いに行った。買いなおしたいと思い、プレミア価格で入荷情報が来ても、店に行くと売れているという事が続き、8年間買えずにいたCDがやっと再販されたのである。

音楽ファンからは、”廃盤の帝王”という名誉なんだか不名誉なんだかよくわからない称号で呼ばれてしまう70年代に大活躍をしたギタリスト水谷公生が参加した作品。わたしは、この人のファズ全快のギターが大好きなんです。

ブッダがロックに会ったというタイトルだけあり、洗脳的なお経が延々と流れているが、これが楽曲の邪魔になるようなことはない。しかし、お経がメインというわけでもない。90年代の癒し系ブームの頃は、お経を垂れ流して、どうでもいいフレーズをならべて洗脳的に聴かせて、癒し音楽だと抜かす手抜き音楽が横行していたが、決してそういう音楽でないものを音楽だと言い張って売り出した作品ではない。

彼らは、お経に、最高のグルーヴのある演奏をかぶせることにより、最高の心地よさを提供してくれる。特に、ファズの効いた水谷のギターのグルーヴは、聴くものをとろけさせる魔力がある。無論、お経と楽曲の絶妙なバランスが、さらに洗脳性を高めていることは言うまでもない。海外のマニア達からも圧倒的な人気を誇っている理由が、ロックファンなら誰でも一聴すればわかるというものだ。

東洋神秘主義音楽の名盤中の名盤。スピリチュアル・サイケロック、渋めのジャズ・ロックが好きな人にはマストでしょう!

テーマ : ロック - ジャンル : 音楽

フルメタル・ジャケット

フルメタル・ジャケット [DVD]フルメタル・ジャケット [DVD]
(2008/09/10)
マシュー・モディーンリー・アーメイ

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人は悪魔にだってなれる。
それは、状況が作り出す。

訓練生達が訓練教官に怒鳴られているシーンから始まる。

この映画、始めの40分強の間、軍事訓練を通してどこにでもいる若者達が、「殺戮兵器」として育て上げられるシーンが続く。卒業後、主人公はベトナム戦争における軍部の報道員となり、報道員の目を通して、戦争の姿が描かれてゆく。

プラトーンのように、敵の猛攻を耐え抜いて生き延びるような、英雄的なシーンも無く、派手なアクションも無い。ヘリの上から非戦闘員に対する殺戮を楽しみ、少女を殺し喜び、死体と記念写真を陽気に撮る。そこにあるのは、麻痺した恐怖心と、堕落した獣の姿。

砲撃と共にバックでかかる陽気な音楽と、兵士達の冗談交じりのセリフにより、戦争の滑稽さと、それにより堕落した若者たちの姿が強調される。

戦争映画といえば、派手な戦闘シーンと友情物語がつきものであるが、さすがキューブリックだけに、ベトナム戦争を描きながらも、それは単なるこの映画のを作り上げる要素の一つに過ぎない。この映画は、単にベトナム戦争の悲劇を描いただけの映画ではない。

人は悪魔にだってなれる。
だが、彼らがそれを望んだわけではない。



テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

プラトーン

プラトーン (特別編) [DVD]プラトーン (特別編) [DVD]
(2008/10/16)
トム・ベレンジャーウィレム・デフォー

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ベトナム戦争をテーマとした1986年のアカデミー賞作品である。

貧困層の人間が戦争に駆り出される不公平さに憤りを感じた青年が、志願兵としてベトナムに従軍する事になるのだが、その配属先が最前線小隊の「プラトーン」であった。

監督オリバー・ストーンが実体験を元に作り上げたというだけあって、リアリティが高く、戦場での恐怖が物凄く良く伝わってくる。戦争という大義名分のもと戦い、虐殺、略奪、渦巻く狂気の中で薄れてゆく人間性。そのような中で、仲間同士での友情や確執も上手く描かれており、物語に上手く生かされている。待ち伏せを受け、追い詰められる緊迫感。北ベトナム軍の人海戦術による攻撃に、逃げる場所も無く、勝ち目が無くとも戦い続ける泥沼の恐怖。まさに地獄が描かれてゆく。

リアリティのある戦争アクション映画を望むなら、間違いなくこの映画であろう。


テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

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(2009/02/27)
坂井真紀ARATA

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おそらく、当時学生運動に関わった人達は、見たいとも思わないであろう。
若者は、目をそらさずに、この映画を見なくてはならない。
(まあ、興味があれば)

連合赤軍の結成から、浅間山荘に立て篭もり、警官隊と銃撃戦を繰り広げるまでを描いた映画である。これが現実にあった事だとは思いたくないほどに単純で馬鹿馬鹿しい狂気の物語である。

始めは、理想に燃えた若者達の集まりであった。M作戦で資金は潤っていたが武器の無い共産主義者同盟赤軍派と、武器はあるが資金力の乏しい京浜安保共闘の利害が一致し、連合赤軍が結成されてから悲劇は始まった。

連合赤軍は、軍事訓練を行うため、山に篭る。その際、安保共闘の人間が水筒を持たずに来た事を赤軍が批難、赤軍の女性が軍事訓練の中、指輪をし化粧をしていることを逆に批難され、そこからいわゆる血の総括が始まるのである。

「総括」とは、赤軍派の人が共用される儀式なのだが、個人の政治的活動を振り返り、自己批判を行い、その結果までを正しく総括できて初めて革命的な社会主義者になれるというのである。馬鹿馬鹿しい話である。自己批判とは個人でやるべきであって、人に強要され、人に発表するようなものではない。

委員長の森恒夫、副委員長の永田洋子の二人による独裁体制なのだが、一人一人の総括が自分の思い通りにならない森は、「拳で殴り、気絶させれば、目覚めたときには正しく総括できる立派な社会主義者になれる」という、あまりにも身勝手な持論を展開する。総括しろ!お前の為だ!と、同士を縛り殴る。そのまま治療もせず放置し、死に至らしめる。女だろうと容赦はしない。だんだんとエスカレートして行き、総括を求めずにスターリン主義者だと罵って仲間を死刑に処する。

どう見ても森こそがスターリン主義者であり、その滑稽な姿がまた腹ダ立たしい。結局は、権力はファシズムへと向かってしまうのだという典型的な例であり、小さい世界での出来事であるゆえに、よりデフォルメ化され映される事で、その狂気の様相は見るに耐えないものになっている。

この映画が見せる革命戦士の姿は、頭でっかちに(狭い範囲での)知識ばかり溜め込み、子供じみた自己満足と経験なき実践が、子供じみた狂気を増大させた結果の物語である。森の行う、総括という名の言い訳を利用し、結果論的に、過去に対して自分なりの意味を構築して正当化してゆく事への無意味さ。そんなのは現実を直視しない自己肯定の甘えである。

その時代を生きた人間が見る映画ではない。その時代を知らない人達が見て、その時代の大いなる闇を感じるべき映画なのだろう。同じ過ちを、人は繰り返してはならないのだから。

ジム・オルークによる楽曲が、また素晴らしい。



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エレガント・ジプシー

エレガント・ジプシーエレガント・ジプシー
(2001/03/23)
アル・ディ・メオラ

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1. フライト・オーヴァー・リオ
2. ミッドナイト・タンゴ
3. 地中海の舞踏
4. レース・ウィズ・デヴィル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ
5. レディ・オブ・ローマ・シスター・オブ・ブラジル
6. エレガント・ジプシー組曲

フュージョン界のスーパーギタリスト"アル・ディ・メオラ"がチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバーを脱退した後に発表したセカンドアルバムです。アル・ディ・メオラの最高傑作の呼び名も高い名盤です。

いわゆるフュージョン作品ですが、スパニッシュ・サウンドを大胆に導入した作品になっており、中でもフラメンコ界の大御所、パコ・デ・ルシアと競演した「地中海の舞踏」は、その中でも重要な作品と言えるのではないでしょうか。この作品をきっかけに、パコ・デ・ルシア、ジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラでスーパー・ギター・トリオを結成し、伝説的ライブアルバムを残します。

スーパーギタートリオの中では、アル・ディ・メオラを小物扱いする人が結構いるように思いますが、私は全くそうは思いません。一曲目から最後まで格好良い曲が目白押しで、決して速弾だけのギタリストではないことがわかると思います。曲によっては、「正統派のプログレッシヴ・ハードロックじゃん!」なんて思ってしまう自分がいるのですが、メロディは当然のごとくスパニッシュなので、やはりアル・ディ・メオラのオリジナリティが溢れているのです。全体に漂うスパニッシュ・メロディが効果的に効いていて、ただ格好よいだけのフュージョン以上の作品に仕上がっているのだと思います。スパニッシュ・ジャズロックの大名盤です。

メンバーを見ると、パコ・デ・ルシア、ヤン・ハマー、スティーヴ・ガッド、レニー・ホワイトと大物揃いですね。

余談ですが、パコ・デ・ルシアの来日公演に行った際、演奏が始まった瞬間、あまりの超絶プレイに会場中の人々は、口あんぐり状態でした。いや、本当に素晴らしかったです。


【Race With The Devil on a Spanish Hwy】

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