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太陽と戦慄

太陽と戦慄太陽と戦慄
(2008/03/26)
キング・クリムゾン

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1. Larks' Tongues in Aspic, Pt. 1
2. Book of Saturday
3. Exiles
4. Easy Money
5. Talking Drum
6. Larks' Tongues in Aspic, Pt. 2

キング・クリムゾンを代表する1973年発表のアルバムです。

ロックに即興演奏とジャズ的手法を取り入れたへヴィネスな作品。まさに「静と動」というアルバム構成です。とても格好良いアルバムだと思いますし、何度も聴いているアルバムですが、本作品がマハヴィシュヌ・オーケストラのアルバム「火の鳥」から影響を受けていることは間違いないでしょう。70年代のキング・クリムゾンは、常に新しいロックの形を模索して新作を出すわけですが、このときのフリップは、マハヴィシュヌの「火の鳥」に新しい何かを見出したのでしょう。

マハヴィシュヌの単なる焼き直しだと言われてしまうとそれまでなのですが、表題曲は格好良いし、イージーマネーやトーキングドラムなど、その他にも聴き所は満載なアルバムであることは間違いないと思います。それに、デレク・ベイリーの元にいた即興演奏家のJ・ミューアのパーカッション・プレイが全体的に効いていて、単なる焼き直しではないオリジナリティを醸し出しています。「クリムゾン・キングの宮殿」を購入し、キング・クリムゾンを気にいって頂けた方なら、きっとこのアルバムも好きになると思います


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テーマ : プログレ - ジャンル : 音楽