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火の鳥

Blu-spec CD 火の鳥Blu-spec CD 火の鳥
(2008/12/24)
ジョン・マクラフリン&マハヴィシュヌ・オーケストラ

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1. 火の鳥
2. マイルス・ビヨンド(マイルス・デイビス)
3. 天界と下界を行き交う男
4. サファイア・バレット・オブ・ピュア・ラヴ
5. サウザンド・アイランド・パーク
6. ホープ
7. ワン・ワード
8. サンクチュアリ
9. オープン・カントリー・ジョイ
10. リゾリューション

ジャズ・ギター界の大御所、ジョン・マクラフリンの作品といえば、やはりこのアルバムを紹介しないわけにはいきません。

いわゆるフュージョンですが、全てにおいてロックしています。兎にも角にも、それぞれの演奏技術が素晴らしく、緊張感のある演奏と曲の素晴らしさも相まって、極上のエレクトリック・ジャズ・ロック作品に仕上がっています。ロックの世界にも技術的に素晴らしいミュージシャンは沢山いますが、やはり世界的ジャズ・ミュージシャンの演奏力は桁が違います。

とにかくメンバーが凄いです。ギターにジョン・マクラフリン、キーボードがヤン・ハマー、ヴァイオリンがジェリー・グッドマン、ベースがリック・レアード、ドラムがファンクの帝王ビリー・コブハム。マクラフリンも凄いが、やはりコブハムのドラムも素晴らしい。私、実はコブハムの大ファンです。これだけの大御所達の音が渾然一体となり、緊張感溢れる演奏をこれでもかとたたみ掛けてくるだから、それはそれは格好良いです。普段ジャズを聴かないロックな方も、是非とも一度は聴いて頂きたい作品です。

ジャズのアルバムとして、リード・ヴァイオリニストがいる事は当時としては珍しかったと思います。また、ジャズに、ファンク、インド音楽、即興音楽等を取り入れ、新しい音楽を模索した結果出来上がった作品であり、そういう意味で当時では斬新な試みであり、今でも色あせない作品なのだと思います。

キング・クリムゾンのアルバム「太陽と戦慄」を聴いて衝撃を受けた方は、是非、「火の鳥」や「ワン・ワード」等を聴いて頂きたい。

余談ですが、ジェフ・ベックの名盤「Wired」、「Blow By Blow」は、この作品を聴いて衝撃を受けて出来上がった作品なのだそうです。

【One Word】

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テーマ : JAZZ - ジャンル : 音楽

クリムゾン・キングの宮殿

クリムゾン・キングの宮殿クリムゾン・キングの宮殿
(2008/03/26)
キング・クリムゾン

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1. 21st Century Schizoid Man/Mirrors
2. I Talk to the Wind
3. Epitaph/March for No Reason/Tomorrow and Tomorrow
4. Moonchild/The Dream/The Illusion
5. Court of the Crimson King/The Return of the Fire Witch/The Dance of the


キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」を紹介したいと思います。

このアルバムも、ピンク・フロイドの傑作「狂気」と同じく、「この作品以前に、このような作品は無かった」といえる記念碑的作品です。そういう意味で、70年代の作品は、真にプログレッシヴな作品なのだと言えるのだと思います。

「狂気」との違いは、あちらはシンプルな楽曲を基調としていますが、こちらはヘヴィで派手な楽曲とシンフォニックで叙情的な楽曲が組み合わさってアルバムを構成しています。

世間的には、キング・クリムゾンといえば1曲目の「21世紀の精神異常者」であり、やはり定番の格好良い名曲です。へヴィでかつとても練りこまれた構成でありながらフリーな演奏を取り入れた斬新さは、今までに無い音楽だったのだと思います。これを実現するには、やはり個々のミュージシャンが類稀なる実力者であった事も重要な要因だと思います。

当時、日本で良くカバーされた曲が、3曲目の「エピタフ(墓碑銘)」。メロトロンというテープに録音された楽器音を再生する現在のサンプラーの元祖のような鍵盤楽器があるのですが、メロトロンのストリングス(弦楽隊)の音が大々的にフューチャーされています。叙情的名なシンフォニックサウンドが哀愁を帯びて、心に響きます。「Confusion will be my epitaph(惑いは我が墓碑銘とならん)」という歌詞がまた詩的に文学的で格好良いです。

このアルバムのクライマックスである「クリムゾン・キングの迷宮」は、ドラマティックの極地です。メロトロンの叙情的でシンフォニックなサウンドに、ドラマティックなアレンジと曲構成がとても素晴らしく、これぞクリムゾン・サウンドという作品に仕上がっています。

完璧なる完成度を誇る名盤は、いまさら突っ込みどころもないので、紹介するのも恥ずかしいわけですが、このアルバム聴かずして人生を終わるのはもったいないと思います。ロックが好きでまだ聴いていない人は、是非聴いてみてください。決して、ただ上手いだけだったり難しいだけの音楽ではありません。


テーマ : プログレ - ジャンル : 音楽

DARK SIDE OF THE MOON(狂気)

狂気狂気
(2006/03/08)
ピンク・フロイド

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1.スピーク・トゥ・ミー~生命の息吹き
2.走り回って
3.タイム
4.虚空のスキャット
5.マネー
6.アス・アンド・ゼム
7.望みの色を
8.狂人は心に
9.狂気日食

世の中には、ジャンルを飛び越えて誰にでも聴かれるべき歴史的名盤というものが存在すると思う。その中から、Pink Floydの「Dark Side Of The Moon(狂気)」を紹介したいと思います。

1973年に発売され、全米チャートに724週チャートインしたという記録を持ち、累計売上枚数は3000万枚以上といわれるまさにモンスターアルバムです。

このアルバムは、派手な作品ではなく、比較的シンプルな楽曲で構成された作品だと思います。では、何故このアルバムがそれ程までに凄いのかといえば、「このアルバム以前に、このような作品はなかった」。まさに、この1点に尽きます。このアルバムは、ロックのあり方を変えた音楽史に渾然と輝くモノリスであると言えます。

だからといって決して古臭い作品ではなく、むしろ今でもなお斬新であり、私はへヴィーローテーションで聴いています。楽曲は比較的シンプルなのですが、非常に練られた構築性により独自の世界観を築く事に成功している作品だと思います。EMSのSynth-AKS(シンセサイザー)の導入、テープ・エフェクトの活用、幻想的で哲学的な歌詞、様々なギミック、シンプルで美しい楽曲、それらが見事に融合してかもし出す雰囲気、香り、全てが新しく、そして今もなお古さを感じさせないのです。

このような作品が出来上がった背景には、時代というものの要素も強いとは思いますが、傑出した才能を持った四人が巡り合い、お互いの才能をぶつけ合った結果として作り上げられた一つの奇跡だと思います。

このアルバムが秀逸な理由の一つとして、全体的にポップで聴きやすい楽曲で構成されているにもかかわらず、暗い部屋で一人で孤独に聴き込むような雰囲気にも合う。暗い気分のときでも、明るい気分のときでも、落ち着いた気分のときでも、どんなときでもこのアルバムは邪魔にならないし、その雰囲気にマッチしてしまう。これは本当に凄い事だと思います。そこにこの作品の普遍性があるのだと思います。

まさに、完璧と言えるほどの完成度で作り上げられた歴史的名盤です。音楽初心者から、まだ聴いていない音楽マニアの方々、全ての人に聞いて頂きたい作品です。


テーマ : プログレ - ジャンル : 音楽

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