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エレガント・ジプシー

エレガント・ジプシーエレガント・ジプシー
(2001/03/23)
アル・ディ・メオラ

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1. フライト・オーヴァー・リオ
2. ミッドナイト・タンゴ
3. 地中海の舞踏
4. レース・ウィズ・デヴィル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ
5. レディ・オブ・ローマ・シスター・オブ・ブラジル
6. エレガント・ジプシー組曲

フュージョン界のスーパーギタリスト"アル・ディ・メオラ"がチック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバーを脱退した後に発表したセカンドアルバムです。アル・ディ・メオラの最高傑作の呼び名も高い名盤です。

いわゆるフュージョン作品ですが、スパニッシュ・サウンドを大胆に導入した作品になっており、中でもフラメンコ界の大御所、パコ・デ・ルシアと競演した「地中海の舞踏」は、その中でも重要な作品と言えるのではないでしょうか。この作品をきっかけに、パコ・デ・ルシア、ジョン・マクラフリン、アル・ディ・メオラでスーパー・ギター・トリオを結成し、伝説的ライブアルバムを残します。

スーパーギタートリオの中では、アル・ディ・メオラを小物扱いする人が結構いるように思いますが、私は全くそうは思いません。一曲目から最後まで格好良い曲が目白押しで、決して速弾だけのギタリストではないことがわかると思います。曲によっては、「正統派のプログレッシヴ・ハードロックじゃん!」なんて思ってしまう自分がいるのですが、メロディは当然のごとくスパニッシュなので、やはりアル・ディ・メオラのオリジナリティが溢れているのです。全体に漂うスパニッシュ・メロディが効果的に効いていて、ただ格好よいだけのフュージョン以上の作品に仕上がっているのだと思います。スパニッシュ・ジャズロックの大名盤です。

メンバーを見ると、パコ・デ・ルシア、ヤン・ハマー、スティーヴ・ガッド、レニー・ホワイトと大物揃いですね。

余談ですが、パコ・デ・ルシアの来日公演に行った際、演奏が始まった瞬間、あまりの超絶プレイに会場中の人々は、口あんぐり状態でした。いや、本当に素晴らしかったです。


【Race With The Devil on a Spanish Hwy】

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テーマ : JAZZ - ジャンル : 音楽

ワイアード

ワイアードワイアード
(2006/02/22)
ジェフ・ベック

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1.レッド・ブーツ
2.カム・ダンシング
3.グッドバイ・ポーク・パイ・ハット
4.ヘッド・フォー・バックステージ・パス
5.蒼き風
6.ソフィー
7.プレイ・ウィズ・ミー
8.ラヴ・イズ・グリーン


ジェフ・ベックといえば、「ブロウ・バイ・ブロウ」を一番に挙げる人が多いように思いますが、私がジェフ・ベックで一番好きなアルバムといえば、「Wired」です。ジョン・マクラフリンに影響を受けたジェフ・ベックが、大々的にフュージョンを導入した、ギター・インストゥルメント作品です。

一曲目のレッド・ブーツから、最後まで全て格好良い曲の目白押しです。本作に見られる変拍子(*注)を多用したギタープレイは、マクラフリンの影響だとは思いますが、マハヴィシュヌ・オーケストラにみられる(良い意味で)屈折したジャズ・ロックではなく、ストレートにロックで格好良いです。

時に格好良く、時に渋く、全体的に切れ味のある演奏を聴かせてくれますが、ジャズにありがちな難しい感じは無く、本当にわかりやすい格好良さです。そこがこのアルバムの本当に素晴らしいところです。もちろんベックも良いですが、ヤン・ハマーのキーボード・プレイも大変素晴らしいです。ギタリストなんかにゃ負けないよと言わんばかりに弾きまくりのリード・シンセは、たまらなく格好良いですね。だからと言って、決してベックのギターを邪魔してるわけではなく、一層このアルバムを盛り上げています。やはりミュージシャンは、お互い同じ土俵に立ったら戦わないといけませんね。やはり、ミュージシャン同士が素晴らしい戦いを繰り広げてくれる作品に、外れはないですね。

余談ですが、アル・ディ・メオラのアルバムでも、ヤン・ハマーはこれでもかと弾きまくりですね。

変拍子とは・・・?3/4や7/8拍子のような割り切れない拍子。?4/4、4/4、3/4、4/4のように途中で4拍子の間に3拍子が入るように、途中で拍子が変化する事。





テーマ : ロック - ジャンル : 音楽

火の鳥

Blu-spec CD 火の鳥Blu-spec CD 火の鳥
(2008/12/24)
ジョン・マクラフリン&マハヴィシュヌ・オーケストラ

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1. 火の鳥
2. マイルス・ビヨンド(マイルス・デイビス)
3. 天界と下界を行き交う男
4. サファイア・バレット・オブ・ピュア・ラヴ
5. サウザンド・アイランド・パーク
6. ホープ
7. ワン・ワード
8. サンクチュアリ
9. オープン・カントリー・ジョイ
10. リゾリューション

ジャズ・ギター界の大御所、ジョン・マクラフリンの作品といえば、やはりこのアルバムを紹介しないわけにはいきません。

いわゆるフュージョンですが、全てにおいてロックしています。兎にも角にも、それぞれの演奏技術が素晴らしく、緊張感のある演奏と曲の素晴らしさも相まって、極上のエレクトリック・ジャズ・ロック作品に仕上がっています。ロックの世界にも技術的に素晴らしいミュージシャンは沢山いますが、やはり世界的ジャズ・ミュージシャンの演奏力は桁が違います。

とにかくメンバーが凄いです。ギターにジョン・マクラフリン、キーボードがヤン・ハマー、ヴァイオリンがジェリー・グッドマン、ベースがリック・レアード、ドラムがファンクの帝王ビリー・コブハム。マクラフリンも凄いが、やはりコブハムのドラムも素晴らしい。私、実はコブハムの大ファンです。これだけの大御所達の音が渾然一体となり、緊張感溢れる演奏をこれでもかとたたみ掛けてくるだから、それはそれは格好良いです。普段ジャズを聴かないロックな方も、是非とも一度は聴いて頂きたい作品です。

ジャズのアルバムとして、リード・ヴァイオリニストがいる事は当時としては珍しかったと思います。また、ジャズに、ファンク、インド音楽、即興音楽等を取り入れ、新しい音楽を模索した結果出来上がった作品であり、そういう意味で当時では斬新な試みであり、今でも色あせない作品なのだと思います。

キング・クリムゾンのアルバム「太陽と戦慄」を聴いて衝撃を受けた方は、是非、「火の鳥」や「ワン・ワード」等を聴いて頂きたい。

余談ですが、ジェフ・ベックの名盤「Wired」、「Blow By Blow」は、この作品を聴いて衝撃を受けて出来上がった作品なのだそうです。

【One Word】

テーマ : JAZZ - ジャンル : 音楽

太陽と戦慄

太陽と戦慄太陽と戦慄
(2008/03/26)
キング・クリムゾン

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1. Larks' Tongues in Aspic, Pt. 1
2. Book of Saturday
3. Exiles
4. Easy Money
5. Talking Drum
6. Larks' Tongues in Aspic, Pt. 2

キング・クリムゾンを代表する1973年発表のアルバムです。

ロックに即興演奏とジャズ的手法を取り入れたへヴィネスな作品。まさに「静と動」というアルバム構成です。とても格好良いアルバムだと思いますし、何度も聴いているアルバムですが、本作品がマハヴィシュヌ・オーケストラのアルバム「火の鳥」から影響を受けていることは間違いないでしょう。70年代のキング・クリムゾンは、常に新しいロックの形を模索して新作を出すわけですが、このときのフリップは、マハヴィシュヌの「火の鳥」に新しい何かを見出したのでしょう。

マハヴィシュヌの単なる焼き直しだと言われてしまうとそれまでなのですが、表題曲は格好良いし、イージーマネーやトーキングドラムなど、その他にも聴き所は満載なアルバムであることは間違いないと思います。それに、デレク・ベイリーの元にいた即興演奏家のJ・ミューアのパーカッション・プレイが全体的に効いていて、単なる焼き直しではないオリジナリティを醸し出しています。「クリムゾン・キングの宮殿」を購入し、キング・クリムゾンを気にいって頂けた方なら、きっとこのアルバムも好きになると思います


テーマ : プログレ - ジャンル : 音楽

クリムゾン・キングの宮殿

クリムゾン・キングの宮殿クリムゾン・キングの宮殿
(2008/03/26)
キング・クリムゾン

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1. 21st Century Schizoid Man/Mirrors
2. I Talk to the Wind
3. Epitaph/March for No Reason/Tomorrow and Tomorrow
4. Moonchild/The Dream/The Illusion
5. Court of the Crimson King/The Return of the Fire Witch/The Dance of the


キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」を紹介したいと思います。

このアルバムも、ピンク・フロイドの傑作「狂気」と同じく、「この作品以前に、このような作品は無かった」といえる記念碑的作品です。そういう意味で、70年代の作品は、真にプログレッシヴな作品なのだと言えるのだと思います。

「狂気」との違いは、あちらはシンプルな楽曲を基調としていますが、こちらはヘヴィで派手な楽曲とシンフォニックで叙情的な楽曲が組み合わさってアルバムを構成しています。

世間的には、キング・クリムゾンといえば1曲目の「21世紀の精神異常者」であり、やはり定番の格好良い名曲です。へヴィでかつとても練りこまれた構成でありながらフリーな演奏を取り入れた斬新さは、今までに無い音楽だったのだと思います。これを実現するには、やはり個々のミュージシャンが類稀なる実力者であった事も重要な要因だと思います。

当時、日本で良くカバーされた曲が、3曲目の「エピタフ(墓碑銘)」。メロトロンというテープに録音された楽器音を再生する現在のサンプラーの元祖のような鍵盤楽器があるのですが、メロトロンのストリングス(弦楽隊)の音が大々的にフューチャーされています。叙情的名なシンフォニックサウンドが哀愁を帯びて、心に響きます。「Confusion will be my epitaph(惑いは我が墓碑銘とならん)」という歌詞がまた詩的に文学的で格好良いです。

このアルバムのクライマックスである「クリムゾン・キングの迷宮」は、ドラマティックの極地です。メロトロンの叙情的でシンフォニックなサウンドに、ドラマティックなアレンジと曲構成がとても素晴らしく、これぞクリムゾン・サウンドという作品に仕上がっています。

完璧なる完成度を誇る名盤は、いまさら突っ込みどころもないので、紹介するのも恥ずかしいわけですが、このアルバム聴かずして人生を終わるのはもったいないと思います。ロックが好きでまだ聴いていない人は、是非聴いてみてください。決して、ただ上手いだけだったり難しいだけの音楽ではありません。


テーマ : プログレ - ジャンル : 音楽

DARK SIDE OF THE MOON(狂気)

狂気狂気
(2006/03/08)
ピンク・フロイド

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1.スピーク・トゥ・ミー~生命の息吹き
2.走り回って
3.タイム
4.虚空のスキャット
5.マネー
6.アス・アンド・ゼム
7.望みの色を
8.狂人は心に
9.狂気日食

世の中には、ジャンルを飛び越えて誰にでも聴かれるべき歴史的名盤というものが存在すると思う。その中から、Pink Floydの「Dark Side Of The Moon(狂気)」を紹介したいと思います。

1973年に発売され、全米チャートに724週チャートインしたという記録を持ち、累計売上枚数は3000万枚以上といわれるまさにモンスターアルバムです。

このアルバムは、派手な作品ではなく、比較的シンプルな楽曲で構成された作品だと思います。では、何故このアルバムがそれ程までに凄いのかといえば、「このアルバム以前に、このような作品はなかった」。まさに、この1点に尽きます。このアルバムは、ロックのあり方を変えた音楽史に渾然と輝くモノリスであると言えます。

だからといって決して古臭い作品ではなく、むしろ今でもなお斬新であり、私はへヴィーローテーションで聴いています。楽曲は比較的シンプルなのですが、非常に練られた構築性により独自の世界観を築く事に成功している作品だと思います。EMSのSynth-AKS(シンセサイザー)の導入、テープ・エフェクトの活用、幻想的で哲学的な歌詞、様々なギミック、シンプルで美しい楽曲、それらが見事に融合してかもし出す雰囲気、香り、全てが新しく、そして今もなお古さを感じさせないのです。

このような作品が出来上がった背景には、時代というものの要素も強いとは思いますが、傑出した才能を持った四人が巡り合い、お互いの才能をぶつけ合った結果として作り上げられた一つの奇跡だと思います。

このアルバムが秀逸な理由の一つとして、全体的にポップで聴きやすい楽曲で構成されているにもかかわらず、暗い部屋で一人で孤独に聴き込むような雰囲気にも合う。暗い気分のときでも、明るい気分のときでも、落ち着いた気分のときでも、どんなときでもこのアルバムは邪魔にならないし、その雰囲気にマッチしてしまう。これは本当に凄い事だと思います。そこにこの作品の普遍性があるのだと思います。

まさに、完璧と言えるほどの完成度で作り上げられた歴史的名盤です。音楽初心者から、まだ聴いていない音楽マニアの方々、全ての人に聞いて頂きたい作品です。


テーマ : プログレ - ジャンル : 音楽

自己紹介

はじめまして。

音楽を聴き始めて15年くらいでしょうか。30歳になり、気がつくとCDは2000枚を超える程になったと思いますが、数えた事は無いので正確な枚数はわかりかねます。周りからは買いすぎだと思われているようですが、まだまだ素晴らしい音楽に出会いたいという思いは膨らむばかりです。

音楽好きの方と話をすると、特定のジャンルにこだわって聴き続ける方が多いように思いますが、私の場合、特定のジャンルにこだわりません。ロック、ポップス、ジャズ、プログレ、テクノ、パンク、ニューウェーヴ、電子音楽、民俗音楽、歌謡曲、クラシック、現代音楽、HipHop。。。などなど、その他も含め何でも聴きます。どのようなジャンルにも名盤はあり、それらの素晴らしい音楽は沢山の人に聴かれるべきだと思います。

私がブログを書くことで、どれだけの方にその思いが届くのかはわかりませんが、これから音楽を聴き始めようという若い方々や、同じ趣味の音楽愛好家の方々がCDを購入する際に、このブログがその一助になれるように精進して行きたいと思います。

2009.02.01 暇人
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